医療法人豊友会 豊島耳鼻咽喉科クリニック

小山市神鳥谷の 耳鼻咽喉科,気管食道科
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〒323-0827 栃木県小山市神鳥谷1085-4
TEL 0285-22-1069
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各種検査法のご案内

聴力検査ーきこえの検査ー

聴力検査ーきこえの検査ー
 

<検査の概要>
きこえの程度を調べる検査です。健康診断や人間ドックでは、1,000ヘルツと4,000ヘルツの2つの周波数のみ検査しますが、「標準純音聴力検査」では、125ヘルツから8,000ヘルツまで、7つの周波数について検査します。周波数ごとに、どの位の大きさの音なら聞こえるか(閾値ーいきちー)を調べる検査です。おおよそ4歳ぐらいから検査が可能です。3歳以下では、特殊な検査が必要なため、自治医大を紹介します。

<検査の実際>
(1)聴力検査室に入り、レシーバーを両耳に装着し、スイッチをお持ち下さい。聞き取りやすい方の耳から先に検査します。
(2)ピッピッピッという断続音が聞こえたら、スイッチを押して下さい。音が聞こえなくなったら、指を離して下さい。
(3)初めに少し大きな音が出ます。次に、小さな音からだんだん音を大きくしていきますので、音が聞こえたら、スイッチを押して下さい。
(4)7つの周波数について検査します。初めは、ピッピッという音、次にだんだん高音のキンキンという音に、その後は、低音のボッボッという音が聞こえてきます。

 

ティンパノメトリーー鼓膜の動きの検査ー

ティンパノメトリーー鼓膜の動きの検査ー
 

<検査の概要>
鼻かぜや鼻アレルギーのために、鼻水や鼻づまりがあると、鼻と耳をつなぐ耳管(じかん)の通りが悪くなり(耳管狭窄)、鼓膜が陥凹したり、中耳に滲出液が貯留(滲出性中耳炎)したりします。ティンパノメトリーは、鼓膜の動きやすさを調べ、中耳の陰圧の程度や中耳貯留液の有無を調べる検査法です。じっとしていられれば、2歳からでも検査は可能です。

<検査の実際>
(1)耳の入り口に、耳栓のような形をした「プローブ」をあてると、「ボー」という音が聞こえます。
(2)耳を密閉するようにプローブを押し当てると、耳の中の圧が上がり、少し押される感じがします。この時、頭を動かしたり、しゃべったりしないようにして下さい。
(3)じっとしていれば、片耳20秒ほどで終了します。
(4)波形がモニター画面に写し出され、結果をプリントアウトします。

 

レントゲン検査ー主に副鼻腔炎の検査ー

レントゲン検査ー主に副鼻腔炎の検査ー
 

<検査の概要>
耳鼻咽喉科でレントゲンを撮る場合、多くは副鼻腔炎(いわゆるちくのう症)があるかどうかを調べるためです。鼻の周囲にある副鼻腔という空洞は、直接観察することはできないため、レントゲンを撮って、影があるか調べます。この他、アデノイドの大きさをみるために、レントゲンを撮ることもあります。じっとしていられれば、4歳位から検査は可能です。X線の被爆のことがあり、可能な限り最小限にとどめたい検査です。妊娠している方、またはその可能性のある方は、あらかじめお申し出下さい。

<検査の実際>
(1)レントゲン検査室に入り、椅子に座ります。小さなお子様は、立ったまま検査します。
(2)鼻のX線撮影では、まず鼻の先端を撮影台に軽くつけるようにして、レントゲンを撮ります。フィルムを交換した後、あごを撮影台に乗せ、頭を少し前に傾けた状態で、もう1枚撮影します。こちらで合図するまで、絶対に頭を動かさないで下さい。
(3)現像ができるまで、待合室でお待ち下さい。現像までの時間は、夏は数分、冬は15分位かかることもあります。

 

フレンツェル赤外線眼鏡による眼振検査ーめまいの検査ー

フレンツェル赤外線眼鏡による眼振検査ーめまいの検査ー
 

<検査の概要>
耳からくるめまいの場合、内耳に障害が起こると、「眼振」という眼球の異常な動きが出現します。特にめまいが特定の頭の位置によって起きたり、頭を急に動かした瞬間に起きたりする場合は、内耳性のめまいが疑われます。この検査は、赤外線を用いて、暗い状態でも眼の動きをモニター画面に写し出し、眼振の有無を観察するものです。頚椎に異常のある方は、無理には行いませんので、あらかじめお申し出下さい。

<検査の実際>
(1)ベッドに仰向けに横になり、「フレンツェル赤外線眼鏡」を装着します。暗くなりますが、目を大きく見開き、できるだけまばたきを我慢して、まっすぐ前方を見るようにして下さい。
(2)眼を動かして、頭のてっぺん、足元、右、左を順次見るようにします。
(3)頭を右下に、次いで左下にします。
(4)頭がベッドから出るように体を移動し、頭を少し下げた状態にします。次いで、この体位で頭を右向きに、20秒ほどで左向きへと頭の位置を変えます。
(5)頭が少し下がった状態から、急に起き上がります。次にその逆に、再び頭の少し下がった体位まで急に頭を動かします。
(6)頭の位置や動かし方によっては、めまいが起こることがあります。その時の「眼振」の有無が診断につながりますので、目をつぶらずに、がんばって見開いていてください。

 

内視鏡検査ーみみ、はな、のどのファイバースコープによる検査ー

内視鏡検査ーみみ、はな、のどのファイバースコープによる検査ー
 

<検査の概要>
耳鼻咽喉科の疾患では、まず耳・鼻・のどの局所所見を正確にとる「視診」が、診断の第一歩となります。鼻やのどの奥は、鏡を使って見ますが、のどの反射が強いと検査が難しく、よく見える方でもどうしても「死角」になる部分があります。そのため、ファイバースコープを用いて、鼻からのどにかけてよく観察し、病変のチェックや、異物の摘出を行います。

<検査の実際>
(1)鼻の中を鼻鏡で観察し、左右どちらかの広いほうの鼻に、麻酔のスプレーをします。
(2)表面麻酔がきいてきたところで、ファイバースコープを挿入し、鼻の奥からのどにかけて、よく観察します。
(3)全く無痛とはいかないところもありますので、つらければ無理には行いませんが、中止せざるを得ないことは滅多にありません。
(4)異物の摘出の必要があれば、処置用ファイバースコープに切り替えて、摘出します。
(5)内視鏡検査後は、のどにも少し麻酔がかかっていますので、すぐに飲食すると、誤嚥(ごえん)して気管にものが入ってしまうことがあります。30分位おいて、水を少量飲んでみて、むせなければ食事をとっていただいて結構です。

<お知らせ>
2008年より、耳鼻咽喉ビデオスコープ(最新型デジタル式電子スコープ)を導入しました。耳・鼻・のどの状態をモニター画面に写し出しますので、よりいっそう疾患の理解が容易になるものと思われます。